S0629V073 リクエストラフ・その12-1α 女騎士ジャニス・戦場のローアングル V076 戦場には古来より、非人道兵器と呼ばれるモノが登場する。 それは、アルメキアの戦史においても例外ではない。 今回、公国軍の騎士団が初戦を落とした、辺境の山賊の反乱でも、 魔王軍を経由して、ひそかに非人道兵器が使われているという噂が、 戦う前から騎士たちの口にささやかれていた。 V077 埋伏眼とかカメラ地雷などと、適当に呼ばれているその兵器は、 クラスター弾頭を搭載した弾道弾によって、戦域に広く敷設される。 弾道弾が上空で爆散すると、効果はてきめん、 男兵士は少し嬉しそうに困惑し、女兵士は怒りと恐怖で動きが鈊る。 V080 その兵器が爆散すると、戦場の大地には、数万個もの魔力結晶が、 微細なカメラとして敷き詰められる。 すると膨大な数の視線が、戦場を足元から撮影し、 魔王軍が管理するサーバーを経て、データを敵に利用されてしまうという。 V083 ズーム機能やライトアップはもちろん、 女性の体温や、股間の恥ずかしい体臭までも、 余すところなく記録が出来る、超性能のカメラだという。 しかし戦場の女騎士は、眼前の敵と命の取り合いをしているのだ。 足元を気にしてスカートを手で押さえ、 股間を隠すなどという余裕があるはずも無い。 V084 甘くて臭い淫裂の肉が、走るに合せてムチムチ動く。 白いパンティは汗に濡れ、秘部に息づく女の赤貝を透かして見せる。 激戦になると、陰部の肉奥からは、 どうしたって女の糞尿はわずかに漏れて、白布に黄土色の染みを作ってしまう。 戦場を下から見上げると、そんな女軍人たちの秘密が露出する。 女軍人たちの秘密は、敵軍の悪意あるカメラによって鮮明に記録され、 祖国の人々のお茶の間に、テロ放送をされるという…… 恐ろしい。 女騎士や女兵士たちが、思わず内股になってしまうのも、仕方ない。 V087 ……戦場に良くある与太話として、 そんな変なカメラの噂が、最近の公国軍には流行っていた。 「馬鹿なことを言っていないで、任務と鍛錬に集中しなさい《 副団長ジャニスは、いつもバッサリ否定しながら部下たちをまとめていた。 しかしその女騎士もまた、今日の戦場を駆けながら、 汗まみれのパンティを誰かに見られているような、 ゾッとする気配をスカートの中に感じていた。 走る女騎士ジャニスの頭上で、また遠くから破裂音が聞こえてきた。 おそらくは信号弾か何かだろうが、思わず女騎士の内股がキュッと縮んだ。 V088 かつて副団長を務めた女騎士アヴリェールも、 戦場でパンティを丸見えにされるという事案が、有ったとか無かったとか。 今日の女騎士ジャニスは、出会った時のアヴリェールと同じ歳になっていた。 そのムチッと育った股間に、貼りつくような嫌な視線を感じながら、 妙齢の女騎士は、太ももに緊張した汗を流して、スカートの中を女臭で蒸らしていた。 殿方にはとても見せられない、女の下半身の内側が、 女騎士ジャニスの秘部とその体臭が、 いつか祖国じゅうのお茶の間で、とつぜん丸見えに晒されたりするのだろうか? また頭の上で音が響いて、女騎士ジャニスの上安は煽られ続けていた……