S0630A901 とあるエルフと異種姦ダンジョン・その6(エンディングA) A902 「もっっ!! もう帰りゅうううーーーっっ!!!  任務おわったのに!! モンスターいっぱい産んだのにいいいっっ!!!《 女エルフの心の中で、何かプツンと音がした。 彼女は思わず、盛大に幼児退行をしながら、 ジタバタともがいて「村に帰らせろ《と騒ぎはじめた。 A903 肉体のやたら豊満なだだっ子である。 ハムのように縛り吊された女エルフの乳尻が、 美味しそうに揺れ動いてオークたちの目を誘う。 A906 何度も妊娠をした乳房は、ずっしりと重たく育ちきり、 その柔らかい乳肉を、大きな餅のように弾ませる。 ぶるんっ、ぼよよんっ、女エルフがもがき動いて、 ふたつの巨乳も盛大に乳揺れをする。 A907 吊られた足がバタバタと開閉するたびに、 女エルフの下半身も、肉をムチムチと動かせる。 ヘソから女陰部、太ももに尻の肉が動きあい、 柔らかく「にぎって開いて《をくり返す。 そこに濡れた女体の、甘くて淫らな臭いが混ざる。 A908 『は、はい、お疲れ様でした。  村に帰って頂いて結構ですよ……』 魔女が思いもよらない返事をした。 女エルフは「はい?《と言ったきり、その顔と思考が固まった。 手足と裸の巨乳と尻肉は、 勢いに任せてぶるん、ぼよよんと動き続けていた。 A911 女エルフは驚いていた。 用済みになったら殺されるものだと思っていたのだ。 『意味も無く人殺しなどしませんよ……命とは価値高きモノです』 この魔女は、必要ならば生きた人間をタマネギのように刻んでしまう。 だが研究から離れたところでは、そこまで狂暴でもないらしい。 A914 かくして女エルフはあっけなく、 異種姦ダンジョンから帰っていった。 身体も装備も完全に回復させてもらって、 女エルフは狐につままれたような顔をしていた。 A915 『ブヒィ~。新しいエルフだけ、あっさり帰すとは解せねえブウ。  研究部屋の場所が、エルフ共に割られるんじゃねえのか?』 『その辺は”お話”が付いてますので、ご心配なく……』 オーク兵長がいぶかしがるが、魔女は平静なものだった。 A916 『さて!これからはイカをたっぷりと養殖して、  貴方たち魔王軍さんに、お薬を紊めなくてはいけません』 魔女は話を切り替える。 次は質より量で、人間の母胎を10胎ほど集めて欲しい、と注文をする。 『ブヒヒッ!捕まえたら取りあえず犯っちまうけど、任せとけ!』 異種姦ダンジョンはシーズンを改めて、 また新たな孕ませ地獄を始めるらしい。 A919 女エルフは数年ぶりの故郷に帰ると、 外界調査の成果をこと細かく報告した。 仕事に対しては生真面目な女性であった。 そして女エルフは「くっ……!《と顔を赤らめながらも、 魔物に犯され、苗床にされた体験まで、 すべて赤裸々に説明をした。 A920 エルフ族は性の話に無関心である。 族長エルフや側近たちは、年長者なのでなおさらだ。 彼女たちは、肉便器にされれた女エルフにも、 とくに卑下するような事はなかった。 族長エルフは「ご苦労だった《とねぎらうと、 女エルフに褒美の望みを問うた。 女エルフは「お……《と言いかけてから、 自分が信じられないような青い顔をして、固まった。 A923 ……いま、自分はなんと言おうとした? 「おち○ちんが欲しい《とでも? それは本当に死ぬほどのバカじゃないのか? A924 内心には、女エルフは冷や汗でダラダラだった。 でも気がつけば、膣と子宮は ダンジョンを出てからもずっと、 性の欲求に焼かれていたようだ。 それが意識の表層に出てきたとたんに、 女エルフの子宮はギュウッと縮み、膣穴は蜜をあふれさせ、 白いパンティの股間をぐっしょりと濡らして、 肉色の性器を透かせてしまった。 A927 「……何も要りません!  わ、私は、自宅でゴロゴロと安寧にさえしていれば、それで……!《 女エルフは焦った顔で一礼すると、自宅にすっ飛んで帰った。 A928 「若い男を宛がってやれ。  一族のために負った傷の治療である。ゆめゆめ辱めることの無きようにな《 女エルフの後ろ姿が遠ざかってから、 族長エルフは事情知ったる顔で、側近たちに命令をしていた。 A931 ちなみに女エルフは族長たちへの報告で、 自分が犯されたダンジョンの場所や、魔女の存在については触れなかった。 黙秘したわけではなく、覚えていない様子である。 女エルフはその夜に、ふたたび族長エルフの屋敷を訪れた。 女エルフはひとつの革袋を届けに来たのだが、 次の朝には袋を届けた事も、袋の存在そのものまでも忘れていた。 A935 「あんっ!あっ!ふっ、深い、硬い……あああぁーっっ!!!《 ぱんっ、ぱんっ、ずちゅっ、ぱんっ!ぶるんっ、ぶるんっ! ゆさっ、ぶるんっ! 小さな灯りに、大きな乳房の影が映って踊る。 巨乳は重たく柔らかく揺れ回り、ピストンのたびに上下にたわむ。 A936 女エルフの小さな住まいには、 男エルフたちが夜な夜な交代で訪れていた。 男女の汗が匂う蒸気のなかで、男女のエルフは肉棒を肉穴にねじ込みながら、 組んずほぐれつ、たわわな女肉を揺れ弾ませながら交尾にふける。 A939 「あうっ、あっ、おち○ちん、すごっ!!  ……あっ!? で、でもこれは、これは治療だから……!《 「は、はい、これは治療ですッ……なにも、やましいことは……ウッ!!《 女エルフが巨乳を揺らして喘ぎながら言い訳すると、 男エルフはいちいち真面目に返事をする。 男のほうが年下らしく、敬語で従うふうの口調で。 A942 族長エルフが手配した「ご褒美《を、 女エルフは渋々といった口調で受け取っていた。 しかし熱く溶けきっていた膣穴は、 待ち望んだペニスを突っ込まれると、堪らない喜びでうち震えた。 膣肉はあふれる蜜を滲ませながら、 ギュウッと雄肉を締めつけ、性欲を決壊させて快楽に溺れる。 オスに貫かれる女エルフの顔が、この上もなく幸せそうに表情を溶かしていた。 A943 初めは男エルフたちも、あくまでお務めとして女エルフを抱いていた。 しかし、メスのフェロモンがもうもうとする女の部屋で、 熱い肉穴と繋がりながら、汗だくで腰を振る夜を重ねていくと、 男エルフたちも、退化しかけた生殖本能を取りもどしていく。 彼らはいつしか、女エルフという異性に心を高鳴らせながら夜を通って、 その温かく濡れた女体を抱きしめながら、まぐわいに興奮をしていた。 A946 「こんな姑息をやらねば、子さえ為せぬ情けなさよ。  高貴英邁たるエルフ族たら、聞いて呆れるなあ……《 族長エルフは夜にひとり、女エルフから受け取った革袋を開いていた。 巻物にされた羊皮紙の手紙を読みながら、一人でハァッと嘆息をする。 A947 手紙の差出人は、異種姦ダンジョンの魔女だった。 机上に転がっている魔法のオーブは、 古代魔法で作られた強力なエルフの呪具を、族長が魔女に貸していたものである。 ついでに言うなら、いま男エルフたちとアンアンやってる女エルフさんも、 族長が魔女に「貸したモノ《にあたるだろう。 (先に囚われていた他所の女エルフは知らん) A948 戦乱に耐えしのぶ時代だというのに、 エルフの村は、少子化まっしぐらであった。 しかし、だからといって、プライドの高いエルフたちは、 自分から朊を脱いで子を作ろうとはしない。 そこで族長エルフは、魔女が行なう生命の探究に手を貸すかわり、 その技術を用いて、一人の女エルフに性欲と子宮の強化を求めた。 帰ってきた彼女には、プライドを傷つけないような建て前を与えて、 これからは村の代表として、たくさんの子を産んでもらわなければならない。 A949 「まあ50年も子作りをしてくれたら、当面は《 ただ族長エルフもまた、時間感覚がおかしい人ではあった。 第二次魔竜戦争は数年後には終わったが、 女エルフさんはその後何十年も、 夜な夜なお尻を振り続け、ペニスに孕まされ続けていた。 A952 「はぁっ……! はぁっ……! おっ、おち○ちん、気持ち良いのぉ……!《 ずっちゅ、ずっちゅ!ぐっちゅ、ずっちゅ!ぱんぱんぱんぱんっ! A953 この夜も、どの夜も、 女エルフの大きな乳房が裸のままで揺れたわみ。 その下には、ボテ腹もようやく膨らみかけて、 なめらかな肌色の肉丘に、牝の発情汗を滴らせていた。 A956 「あっ、き、君とても良いわ……!  もっと、もっと……おま○こ突きえぐって!おっぱいも、揉んでっ!《 治療の建て前はどこへやら、 いつしか夜の女エルフは、性の喜びにふけりきり。 オーク相手に覚えた隠語を、はばからず声にしながら、 心身ともにセックスを楽しむようになっていた。 あくまで夜だけは。 昼はすまし顔の、ツンツンエルフなのだが。 A957 「くっ、うっ……! も、もう出ます、あうううっ!!《 「出して! 熱いのをいっぱい、奥に注いでええっ!!《 男エルフたちも情熱的に、女エルフの柔肌にしがみ付く。 彼らのペニスは太さと長さを魔法で底上げされて、 女エルフのギュウギュウと締まる膣穴を、 大きくこじ開けながら絶頂させる。 A960 「エルフは高く、ヒューマンや動物は低い。などと、若者は言う……《 族長エルフは虚空に呟く。 女エルフたちが交尾する様子を、たまに千里眼で視察しながら。 裸のオスとメスが、 汗だくになって陰部を結合させながら子を作っている。 そんな肉体の構造を観察しながら、 エルフと他の生命に、なんの差違があろうかとぼやくのだった。 A961 「わずか数百年ほどな人生では、ものを知るに時間が足りず。  その知識体験の欠落が、”自分は特別だ”などという、幼き感情を作っておるのか……《 太古から生きるハイ・エルフとしては、 知れば知るほど分からなくなる宇宙の神秘に、いまは無力感しかない。 エルフこそ万物の霊長である、などと偉ぶれる、 若者たちの気楽さが羨ましくさえある。 A964 族長エルフは魔女からの手紙を読みながら、 その生命神秘への真摯な探求心に、同族よりも親近感を覚えていた。 虫けらもエルフも同様に持つ、生命という上思議の力。 族長エルフの探求心は外の宇宙に向いているが、 魔女の探究する内なる宇宙は、いまこの瞬間にも、 族長エルフの胸の中で、温かい鼓動を刻んでいるのだ。 A965 「でもまあ、今ばかりは……若者たちは何も考えず、  情欲の勢いに任せて、良い子をプリプリと産んでくれると助かるのう《 族長エルフは千里眼を終わりにすると、欠伸を一つかみ殺した。 そして自分の巨乳に目をおろし、 意味も無く、ムニュッ、ムニュリッ、と手のひらで揉みしだいてみた。 自分もまた只のメス肉なのだと、我が心に思い出させるように。 A968 「はうっ! あっ! ああぁぁーーっっ!!!  いっ、いいっ!! 奥までチ○ポでゴリゴリしてえぇーーっ!!《 ぶるんっ、たゆんっ!ぱんぱんぱんぱんっ! 大きな乳房は、自重で押しつぶれながら乳汁を噴く。 より重たくなったボテ腹は、羊水を詰め込んだ水風船となって、 ボイン、ボヨンと、交尾で大胆に振りまわされた。 A969 裸になった男女のエルフは、 お互いに発情しながら密着し、汗まみれになって求め合う。 女の柔らかな乳肉が、男の硬い手指に揉み潰されて、 ビクビクと震えながら絶頂をしていた。 A972 「あんっ、あっ あうっ、あはあああああっ!!《 「ふっ、くっ! くっ、くっ、も、もう……!《 甘酸っぱい獣の汗をしぶかせながら、 濡れ光る男女の肌が、夢中になって抱き合った。 A973 昼は理性の担い手、森の番人として怜悧(れいり)にすごし、 夜は女エルフの心身を加療するという族長からの吊目で。 男女のエルフは面倒そうな言葉と、嬉しそうな顔をしながら、 パンツまで朊を脱いだスッポンポンで、ベッドに上がる。 今や若いエルフたちは性欲の蜜液に煮えたぎりながら、 互いの性肉を貪りあって、つがいの快感を満喫していた。 A976 ぶびゅっ、ぶびゅるるっ!! びゅくくっ!! 「ああっ!! いくっ!! あっ、ああああぁぁぁーーーっっ!!!《 女エルフの股間から、男エルフの快楽の証が、 白濁となって噴き出した。 A977 静かに見えるエルフ族でも、本能の深い部分には、 いち生命としての活力と欲望が、しっかりと残されていたようだ。 若いエルフたちは「今だけ《とばかりに熱い血潮に突き動かされ、 女性器と男性器を揉みくちゃに絡め合わせながら子供を作る。 A980 エルフたちは交尾に飽きるまで何十年か、 快楽と陰部で繋がりながら、毎年ごとに子供を作った。 村の人口も、それなりに回復していくようだ。 自分は高貴だ!と信じる女エルフさんも、 その実は、他人の手のひらで管理されながら、 せっせとお尻と陰部を差し出し、妊娠、出産をさせられている。 A981 女エルフは、生まれて初めて”自由”であった。 解き放たれた生命の本能に総身を浮かべ、 美しいオスたちに、火照る女陰部を奥深くまで貫かれた。 彼女はメスとして充実しきった幸福感に包まれて、 人間から見ればひと人生にもあたる年月を楽しみ、 何度も何度もエルフ族の子を産んだそうな。 (エンディングA:おわり)