第四章 オーク編

オークは悪魔族に分類される亜人種。
人間よりやや長身で筋骨が太く、豚によく似た顔をしている。

100頭ほどの部族単位で生活し、狩猟や略奪などで糧を得る。
その特徴を説明するに、
『オークは種族そのものが山賊である』などといった比喩が用いられる。





知能は人間とほぼ同等と考えられるが、
寿命が短いため、文化的な成熟度は低い。

性格は蛮勇にして直線的。
痛覚が鈍く、生命力が非常に高い。
また戦死を名誉として喜ぶので、劣勢でも怯まない。

魔族によって兵士として作られた品種であり、集団行動を規律的に行なうことができる。
また魔族やダーク・エルフに対して、本能的に優越を認め、彼らに従う。

性欲が非常に強く、人間の女性をしつこく狙う。
オークは子孫の繁殖を非常に喜び、とにかく人間に子を産ませようとする。