その3 エルフさん、触手モンスターに穴という穴を犯される





「うぐうっ! むぐううぅぅーーっ!!」
我に返った女エルフが呪文を唱えるひまもなく、
触手の束が、口の中に突っ込んできた。

ずぶうううっ!
続けて女エルフの膣穴が、
太くて長い、触手ペニスに貫かれる。

ズンッ、ズニュッ! ずぶっ、ズニュッ、ずにゅっ!
「ふぐっ! うっ!! ふぐっ、うふうううっ!!」

洞窟イカは、触手の先を勃起させ、
女エルフの膣と情熱的な交尾を始めた。

スライムやゴブリンと同様に、このイカも、
女エルフに種付けをして、自分の仔を産ませるつもりなのだ。



女術士は基本的に、妊娠をすると魔法を封じられる。
お腹の胎児に、マナをほとんど持っていかれるためだ。

女エルフは、ゴブリンの出産を終わらせたので、
今だけは魔法が使える。

しかし、洞窟イカの子供を孕んだら、
また魔法が使えなくなり、戦闘力が一気に落ちる。

(やっと屈辱のボテ腹から、解放されたばかりなのに……!)

女エルフは最初の油断で、
スライム程度の敵にレイプされてしまった。

そこから体勢を立て直しきれずに、
次はゴブリンに敗北し、その次は洞窟イカに犯されて……

女エルフは陵辱から陵辱へと、コンボで繋がれてしまっていた。

プライドの高い彼女にとって、
現状はあまりに不本意で、負け方には全く納得がいかない。
とにかく頭に来るのであった。












ずぶっ、ずんっ! ずぶっ、ずんっ、ずんっ!
「うぐっ! うっ、ふぐっ!! ふぐうっ!!」

触手に吊され、後ろから女穴を激しく突かれて、
女エルフは身体ごと前後に揺れながら、
女性器を奥まで陵辱された。

女エルフの下腹部が、触手のかたちに、
内側からポコッと浮き上がるほど、膣の奥まで犯されている。

ブルンッ、ゆさっ、ブルンッ、と、
大きな乳房も派手に揺れ動く。

すると乳肉が触手に捕まり、揉まれ、持ち上げられて、
むにゅり、ムチッと、ダイナミックに形をゆがめた。












ずんっ、ずぶっ! ずんっ、ずぶっ、ずぶっ!
女エルフの丸い尻をこじ開けて、
太い触手ペニスが、膣穴にいやらしく出入りする。

女エルフの膣奥では、
先にゴブリンたちが注いだ邪薬が、まだ半分ほど効いていた。

膣穴をズボズボとこすられるたびに、
エルフの股から腰の真ん中までが、性に痺れる。
手足がフワッと抵抗力を失って、子宮はときめきながら熱くなる。



(はうっ、あっ! ち、知能もない下等生物と交尾させられて、
 こんな風に感じてしまうなんて……!)

メスの股間にもれなく付いてくる、生殖穴というものに腹が立つ。
肉棒ひとつを突っ込まれただけで、どうしてここまで乱されてしまうのだろう。

ずっぽ、ぬぷっ! ずっぽ、ぬぷっ! ぬぷっ!
エルフの女体は膣穴からゆっくり焼かれ、
やがてピストンに揺れる全身の肌が、色っぽい汗に濡れて上気していく。












ずんっ、ずんっ! ずにゅうっ、ぐりっ、ぐにっ!

交尾を嫌がる女エルフを見透かすように、
オス棒はメス穴を突いて、突いて、
秘肉をねじり、かき混ぜ、また突き上げる。

「んふっ、んくうぅぅぅ……っ!!?」
女エルフは無理やり快楽を高められ、ギュウッと膣肉を締めつけた。

尻肉がぷりぷりと可愛く震え、
外から見た目にも、女エルフがメスとして発情させられているのが、よく分かる。



洞窟イカは、触手を大きく引き抜き、大きく突いて、
ピストンを深く、強くしていく。

「は、はううっ!? はふんっ、はうううっ!!」
びくっ、びくびくっ!

女エルフは子宮口までピストン攻撃で責め叩かれて、
尻から背中をのけ反らせ、性感にもだえた。

ヌポッと引き抜かれた触手には、温かい女の蜜が濡れ光っていた。
触手はすぐまた、奥までねじ込み、女エルフが尻をわななかせる。












ずんずんずんずんっ! ずんずんずんずんずんっ!
「んうっ! むぐうっ!! んっ、んっ! んううううっ!!」

触手のピストンが速くなり、
膣の中で、太く、固く反りかえる。

肉棒にメキッと血管が浮き、オスの脈も速くなる。
女エルフは膣の粘膜の感触で、洞窟イカの興奮をはっきりと感じた。

(たっ、種付けされるッ……!!)
女エルフは、女にしか分からない恐怖で、尻に振り向きながら目を見開いた。

しかし彼女の尻は、性器をオスに差し出す姿勢で固定され、
手足もガッチリと押さえつけられて、逃げられなかった。












どびゅっ! びゅるる! びゅーーっ!!
女エルフの膣奥に、大量の精液が渦巻きながら注がれていく。

「うぐううううううっっ!!」
ビクッ、びくんっ!

女エルフが、無念の声でうめき叫んだ。
(だ、出された…… また、中に……!)
そしてまた妊娠をして、魔法まで封じられてしまうのか。



女エルフ膣内を熱い噴射で焼かれ、
小さく絶頂しながら、悔しそうにのけ反っている。

すると女肉をかこむ触手の群れが、ざわめいて、
メスに種付けをしたオスとしての、悦びの感情を現していた。












「んぐっ……! あっ…………くふぅ…………!!」
どぶっ! びゅるっ、びゅるる……どびゅっ!

屈辱にうめく女エルフの膣穴に、
精液はまだまだ注ぎ足される。

邪薬に冒された女性器は、細胞の一つ一つに精液が沁みて、
狂おしい性感に燃え疼いた。

女エルフの肉穴は、大量の精液で満杯になる。
しかし膣肉が絶頂しながら触手ペニスを締めるので、
精液は膣と子宮に閉じ込められて、内圧でパンパンになっていた。



やがてオス棒とメス肉の、せまい隙間を押しひらき、
逆流した精液は、勢いよく外に飛び出した。
ブビュッと汚い音を立て、女エルフの股から白濁が噴きこぼれる。

無理やり種付けされた女が、今まさにペニスに屈服をした。
精液を逆流させる女の股は、見る者にそんな印象を抱かせた。












『ULLLL…………』
膣内射精を終えた洞窟イカは、全身の緊張をゆるっと解いて、
賢者タイムに入ったようだ。

すると女エルフが、逆に全身を緊張させた。
(今のうちに…!)と身をよじり、
陵辱の交尾から脱出しようと、手足をふんばる。



「くっ……! ふっ……! このっ…………!」
ずるっ…… ずるずるっ…………

まっ暗な洞窟イカの巣穴から、
女エルフはなんとか這いずり出した。

しかし女エルフの足には、イカの触手が絡みつき、
うまく振りほどくことが出来なかった。












ぐいっ! ずるっ、ぐいっ!

洞窟イカが、女エルフを巣穴に戻そうと引っぱった。
しかし女エルフは、石壁や石畳にしがみ付いて、抵抗をした。

すると洞窟イカは『メンドくさい』と妥協して、
巣穴からノソノソと這い出してきた。

そして再び、ずにゅううううっと、
女エルフの膣を生臭い触手で貫いていく。



ずっぷ、ずっぽ。 ずっちゅ、ぬっぷ。
「は、はふううぅ…………!」

熱いピストンで膣穴の奥まで抽送されると、
女エルフは悔しそうに俯いた。












資料:洞窟イカ(俗称)

いわれてみればイカにも似るが、
生物種としては、海のイカとは縁もゆかりもない、ローパーの一種だ。

ローパーとしてはかなり小柄で、 初級冒険者でも、頑張れば倒せる魔物である。

魔王軍が飼っている大型ローパーと同じく、
洞窟イカも、治癒能力や、女体を苗床に造りかえる能力を(多少)持っている。

なので運の悪いルーキー女冒険者が、
洞窟イカに負けて、繁殖肉便器にされ、バッドエンドを迎えることも、
そう珍しくはない。

戦うならば、さほど危険な敵でもないが、
女にとっては、場合によっては大変危険な敵なのだった。












「んうっ! むぐうぅーーっ!!」
ぬちゅっ! ずぶっ! ぬちゅっ! ずちゅっ!

女エルフはふたたび触手に囲まれ、吊されて、
体中の肉穴を、オスの剛直で貫かれていく。

股間をズゴッ、ズゴッ、と力強く突かれると、
女エルフの身体はブランコのように前後に揺れる。

また下腹が盛りあがるほど、膣の奥まで貫かれ、
逃げられない性感に、思わず女エルフの尻が浮く。



重たい乳房も慣性に乗って、
ブルン、ブルン、と大きな躍動をする。

触手たちが、派手な乳揺れに発情し、
女エルフの胸からあふれるような、揉みごたえのある巨乳に巻きついてくる。

触手たちは柔らかな乳肉を持ち上げて、
女エルフの巨乳を、自由自在に揉みしだいて楽しんだ。












ずんっ、ずっ! ずんっ、ずっ、ずぶっ!
「んふっ! んっ、んぐっ! んふううぅ…!!」

膣内をいやらしい動きで抽送されて、
女エルフは性感の波に乗り、不本意に絶頂させられていた。

乳首や陰核が、ムクムクとはしたなく勃起する。
肉付きの良い太もものすき間から、メス臭のきつい蜜汁が垂れ落ちる。



女エルフは、子宮でマナが練れなくなっていることに気が付いた。
(わ……私、もう妊娠してる……! くっそぉ……!)

女エルフは、悔しさ満面に俯いた。

だが下等生物は容赦なく、
すでに孕ませた子宮にも、くり返し射精を注ぎ込む。

ビュルッ! ビュルルッ……!

女エルフは、胎内に熱い流動を注がれて、
眉をひそめながら嫌がった。












「んおっ…… うぐっ…… んぐぅ…………!」
ぼてっ、ゆさっ…… ぶるんっ、ゆさっ……

数日後。
グッタリと疲れた女エルフの膣穴は、
いまだに触手ペニスで、ズボズボと突きほぐされていた。



種付けされた射精から、
何百発を追加で注がれたことやら。

ゴブリンが膣穴に注ぎ込んだ、
妊娠加速の邪薬は、すでに効き目が半減していた。

それでも、呆れるほどの射精を注ぎ込まれたおかげで、
女エルフの下腹は、いまやすっかり臨月のボテ腹に膨らんでいた。












にゅるっ……むぎゅっ、むにゅっ……

妊娠のミルクで張った二つの巨乳が、
しなやかな触手に巻きつかれ、
つきたての餅のようにこね回される。

「んふっ…… んっ、んふぅ………」
ぴゅっ、びゅるる…… ポタポタ……

乳房は性感に火照りながら、
勃起した乳首から、甘く匂う母乳をたらす。



(な、何とかしないと……
 これ、洞窟イカの寿命が続く限り、犯されかねない……)

下等生物は、そういう事を本気でやるから恐ろしい。

女エルフは弱った眼差しで、
苗床にされつつある自分の肉体を見おろした。

揺れる巨乳や妊婦のボテ腹を――変わり果てた自分の身体を。












ずんっ、ずっ! ずぶっ、ずぶっ!
触手ペニスが、女陰部にせわしなく出入りする

桃のように熟れた尻肉が波打って、
赤身の膣ヒダが性感にわなないている。

女エルフの膣内は、すっかり快楽の肉壺だった。
オスに膣奥を突かれると、メス肉はキュンッとヒダを縮める。

ときおり、膣はそのまま絶頂し、
より強い力でペニスを締めつけた。

ずっ、ずちゅっ! ぬぷっ、くちゅっ、ぐちゅっ!
「んおっ……! ふぐっ、おっ! おおんっ……!」

高貴なエルフ族であっても、その交尾を尻側から見ると、
下等な豚と、同じような生物にしか見えない。












ドクンッ! ドクッ……ドクンッ……!
「んおっ……! おっ、んぐっ……!」

肉のホースが脈動し、女エルフは尻肉のすき間から、
機械に給油するように白い精液を注ぎ込まれる。

臨月になったボテ腹の内側では、
洞窟イカの赤ん坊が育ちきり、
ウジャウジャとひしめき合っていた。

出産も間近に迫った苗床エルフは、
精液の注入に桃尻を悶えさせながら、
腹の中で動き回るイカの子供に、おぞけ立っていた。












(はううっ……き、気持ち悪い……!)

胎内を動き回る触手の群れが、子宮内をざわざわとまさぐると、
女エルフは、自分の内側が化け物になったような気さえした。

膣奥では、太いペニスが突っ込まれたまま、
いまだにビュルビュルと精液を噴く。



股間に付いたメス穴は、
女エルフの心を無視して発情をしていた。

種付けしてくるオス棒に恋するように、
キュンキュンとときめきながら肉竿を締めつけている。

我が肉体の部位ながら、生殖器ってヤツは、
本当にバカじゃないの、と女エルフは思った。












「はぁっ……はぁっ……! も、もう少しで……!」

洞窟イカが射精をするたび、その後の賢者タイムを狙って、
女エルフは少しずつ、ダンジョンの中を戻って来た。

ゴブリンたちが作った磔(はりつけ)台と、
置き去りにしてきた女エルフの片手剣が、ようやく視界に見えてきた。



ズシッとたわむボテ腹と、
ピュルピュルと母乳を噴く完熟乳房が、揺れ動く。

女エルフは、妊娠させられた重い女肉を引きずって、
顔を涙と鼻水まみれにしながら必死に進む。

いまや病的にすら感じるほどの、使命感に突き動かされて。

「け、剣さえ手に入れば……!」

母親になるために膨れあがった、巨乳やボテ腹に苛立ちながら、
女エルフは自分の剣を、食い入るように見つめていた。












脱出の希望にすがる女エルフの股間に、
また洞窟イカが、むらむらと発情を始める。

触手ペニスが、また元気に勃起する。

ほふく前進をするエルフの陰部は、
無防備な肉穴を、柔らかく開閉していた。

洞窟イカは、女穴の開閉に興奮しながら、
その肉と粘膜を、遠慮なく触手で貫いていく。



ずぶうううぅぅっ!
「くっ……!! ふうううぅぅっ!!」

屈辱とともに、熱く脈打つオスの存在感が挿入ってくる。

女エルフはブルブルッ、と腰を震わせながら、
強制的に、交尾の姿勢をとらされた。

(だ、だけど……あと何回か我慢したら、これも終わりよ……!)

ずっぷ、ずっぷ、と、蕩けるような性感で膣肉をえぐられながら、
女エルフは怒りをかみ殺して、屈辱と快楽に耐える。












ついに女エルフは目的地まで達したが、
剣を拾うまえに、出産が始まってしまったようだ。

触手に両足を持ち上げられて、
股間を大開脚で、パカッと左右に割られる。

エルフともあろう者がはしたない……
彼女は恥ずかしそうに、自分の性器から目をそらした。



ほどなく陣痛とともに、子宮が強く収縮をはじめた。

洞窟イカの胎児たちが、子宮の内圧に押し出され、
膣口をムニュリと引き伸ばしながら、はみ出してくる。












「うあっ……! くっ……! んふうぅぅ〜〜!」
ムニュリッ、グニュリッ! ぶりっ、ぷりっ! ムニュリッ!

女エルフの股間を押し開き、膣口と陰唇の肉を
生々しく拡げながら、洞窟イカの子供は次々と産まれた。

幸いなことに、子イカは身体が小さくて柔らかい。
なので女エルフは、膣穴をさほど苦しめることもなく、子供を産んだ。



赤身の膣肉がヌラヌラと羊水に光っている。
エルフの恥穴は淫靡に開いて、イソギンチャクのように蠢いた。

大きなボテ腹の中に、
どれほどの子を孕まされていたのだろうか。

女エルフの体液にまみれた生殖孔は、
何匹の子イカを産んでも、また次の子をひり出していた。












「はふっ……! う"っ……あん、あふぅ…………!」
ぷりっ……ぶりっ、むりゅにゅっ……

それでもお産は、やがて終わりつつあった。
(やっとか)と、女エルフはウンザリした表情だ。

洞窟イカは、妊娠加速のことなど知らないので、
『なんでこんなに早く産まれるんだろう』と、
出産に驚いている風にも見える。



――そんな、ひとときに。

触手モンスターが、我が子の群れに気を取られていたので、
とうとう女エルフは好機を捉え、鋭く目を光らせた!

「今だっ……!!」
女エルフは、突然はね起きるように身をひるがえす。

女エルフは素早く剣を拾うと、両手で構え、
女性器が丸見えになるのもお構いなしに、大股びらきで地面を蹴った。

ぼんやりとしている洞窟イカが、女エルフにゆっくり振り向いた。

その無防備なモンスターをねらい、
女エルフは全身全霊をこめて、襲いかかった。












「こんのおおおぉぉーーーっっ!!!」

気合大喝、女エルフは剣を固く握りしめると、
洞窟イカの急所っぽい辺りを狙って、刃で深々と刺し貫いた。

『KYWEEEEEEEW!!?』

洞窟イカは、驚愕しながら全身を硬直させた。
女エルフの陰部に突き刺さった触手ペニスが、メリッと硬く反りかえった。



この触手は、お産で傷ついたエルフの膣を治療していた。

しかし唐突に死が迫った衝撃で、
思わず勃起し、そのまま射精が始まってしまった。

どびゅっ! びゅくっ、びゅるるっ!!
「んなっっ!!?」

種付けされて、女エルフの腰が浮く。

彼女は剣先で、洞窟イカの内臓をグリグリとえぐりながら、
胎内の熱い噴射に、尻肉をブルブルと震わせていた。












どびゅっ……どくんっ……どぷっ、どくん……

膣口に深々と刺さった触手ペニスが、
精液を送り込むために、ポンプのような脈動をする。

「こっ、こっ、この変態イカぁーーーっっ!!!」

女エルフは、まさかこのタイミングで
種付けをされると思わなかった。

女エルフは顔をカアアッと赤らめて、
大声をダンジョンに響かせながら、モンスターに止めを刺した。

変態イカは、ある種、気持ちよさそうに全身を痙攣させた。

その動きが膣を刺激して、女エルフを何度かアヘらせてから、
やがてイカは、完全に力尽きた。



――女エルフは、この上もなくプンスカとした顔で、
ダンジョンの攻略を再開した。

なにが腹立たしいって、
彼女は最後の一発で、見事に妊娠させられたのだ。

女エルフは魔法剣士なのに、またもや魔法を封じられ、
服を修理することさえ出来なかった。

生の巨乳をブルン、たゆんと左右に揺らし、
お餅ふたつのような尻を柔らかくたわませながら、
女エルフはあられもない姿で、うす寒い地下回廊を歩いていく。












『ブヘヘッ!! エロいエルフッ、交尾スルッ!!』
「このっ……! だっ、誰がっ!!」

地下4階もかなり進んだエリアで、
女エルフは、ハイ・オークとオーク兵の混成分隊にはち合わせていた。

女エルフを一目見るなり、ハイ・オークは鼻で笑った。

女エルフは、最低でも一回は陵辱されたと分かる半裸の姿で、
大いに疲労し、魔法まで封じられている。

分隊長であるハイ・オークは、武人として敵に興味を失った。



ガァン! ギィンッ、カァンッ!
なので女エルフは、下っ端のオーク兵と、剣だけで戦っていた。

『お前ら〜 コイツは好きに犯して良いけど、殺すなブウッ』
分隊長は二頭の部下をけしかけながら、高見の見物を決め込んだ。

『ブヒヒヒッ!! 犯ス! 犯ス!』
「この豚どもがーーっ!!」

オーク兵は、性欲にペニスをいきり立たせる。
女エルフは、オークに見くびられた怒りに燃える。

そうして洞窟の暗闇に、鉄刃の火花がちんちんと飛ぶ。












「うぐうっっ!!」
ドカアッ!!

背中から壁に叩き付けられ、女エルフは呼吸が詰まる。
二つの巨乳が慣性に乗ってバイン、ぶるん、と跳ね暴れた。

(やはりオークは、下っ端でも強い……!)

ゴブリンなどとは比較にならぬ。
魔法剣士として万全のときでも、二頭同時に戦うのは厳しいだろう。

オーク兵は、圧倒的な優位にペニスを脈打たせ、
はや陵辱者の顔つきで近づいてくる。

オーク族が大嫌いなエルフ族は、
悔しくてたまらない顔を浮かべて、絶望に打ちのめされる。

『ブヒャヒャヒャ! せいぜい部下を楽しませてやってくれブゥ〜』
隊長オークは余裕づらで、女エルフの陵辱ショーを見守っている。



(こいつ……余裕がありすぎる……?)

目のまえに裸の美女(自己評価)がいるというのに、
隊長オークは陵辱もせずに、見物だけで済ますのか。

性欲が強いオーク族にしては、少し不自然にも思える。

女エルフは怒りと失意の中にあっても、
敵への分析は続けていた。












ダアンッ!
「痛っ……くううぅぅ〜〜〜っ!!」

壁に叩き付けられながらも、
女エルフは気になってしまう。

そもそも、このダンジョンは何なのだろう?

おそらくダンジョンには、女が他にも囚われている。

オーク族の奴隷として、飼われているのだろうか。
だから隊長オークは、性処理に困っていない……?


  (おかしい、なんだか頭が、部分的にぼやけている……)
  女エルフは止まらない思考の中で、自分自身にも違和感を覚えた。

  彼女は使命感に突き動かされて、ダンジョンを探索しているが、
  それは誰から受けた、何のためのクエストだったか。

  女エルフの頭の中は、霞みがかかっているようで、
  使命感以外の記憶が、曖昧になっているのだ。


そんな頭でっかちな戦い方をしているうちに、
とうとう女エルフは、石の壁に追い詰められた。

「くっ、離せっ! 離しなさいっ、いやああっ!?」
『ブヘヘへッ!!』『観念シロッ!!』

女エルフはオーク兵たちに取り押さえられ、
顔を蒼白にしていった。

巨乳をブルン、ビタン、と揺らしながらもがき暴れるが、
オークの怪力は振りほどけない。

二頭のオーク兵は、鼻息を荒げ、ペニスを棍棒のように勃起させる。
女エルフの両足を左右に引っぱって、
メス臭のする女陰部が、丸見えになるまで開いてやった。












「こっ、このっ! 見るなっ! は・な・せぇぇ…………!!」
女エルフは押さえつけられながら、
ドタバタと身を悶える。

ぶるんっ、ゆさっ むちっ、ぶるんっ、と
豊かな女肉が揺れたわむ。

重たい乳房が、ぶつかり合って柔らかく潰れる。
尻や股間は、ムッチリとした女肉から、
メスの汗くさいフェロモンをまき散らした。

二頭のオーク兵は、美しい獲物と組み合って、
女の肉肌と体臭に、獣欲を高めていく。



『洞窟イカに孕まされてるらしいが……
 この薬で虫くだしをしてから、オーク族の子種で仕込み直してやるブゥ〜』

隊長オークは女エルフの裸を見おろしながら、
怪しい陶器のビンを取りだして、おもむろに蓋をはずした。

(ま、また薬……!! それに、どうしてイカとの事を知っているの…!?)

巨乳を振りまわしながらもがきつつ、
女エルフは、幾つもの疑問をうかべて狼狽をした。

そうするうちに、新たな薬液が女エルフの膣口へと注ぎ込まれた。

ずにゅううううっ!
「あっぐ! 嫌あああああぁぁぁーーーっっ!!!」

続けてオークの太いペニスを膣の奥までねじ込まれ、
薬の入った膣穴に、ズップリと栓をされてしまった。