第二章 ローパー編  女戦士スカーレットの最期  1/3

体験版の異種姦シーンは、このページのみの収録となります。



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ローパーは動物でありながら、植物に似た行動も取る。
水やエサの少ない環境にあっても、小さく身を丸めて乾燥に耐え、
何十年も休眠してエサや苗床を待ち受ける。

女戦士スカーレットたちのパーティーは、
地下の古代遺跡を探索中に、ローパーに襲われて全滅をした。

動物どころかモンスターすら姿を見せない、干からびた迷宮で、
ローパーのような水属性のモンスターに襲われるなどとは、
スカーレットたちは夢にも予想しなかった。



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bel 313.5.14

暗く、ひんやりとした地下迷宮を、
一団の冒険者たちが探索していた。
戦士、戦士、スカウト、ドルイドの四人パーティーだった。

古い時代に栄えた地下神殿には、あまり生物の気配がしない。
魔物の巣になっているとの言い伝えも聞いていた。
しかし彼らがここに来てから遭遇するのは、
小さなコウモリぐらいのものだ。





「あーあ、拍子抜けするよねぇ。
 せっかく気の良いパーティーを組めたっていうのにさ」

スカーレットが笑って言った。
冒険者ギルドで出会ってからまだ間もない仲間だったが、
身のこなしは確かなもので、話題もよく合う連中だった。

「俺の武器は松明だ!
 ……って言えるぐらい、しばらく剣を握ってないぜ」

男戦士たちも女戦士の軽口に付き合ってくる。
紅一点のスカーレットには、三人ともが好感を持っていた。

ややガサツな性格ではあったが、
仲間想いであり、可愛らしい声で話す女性であった。





「それにしても……今日はお宝までしょっぱいよね。
 せっかく大袋まで用意したのにガッカリだわ?」


スカーレットは笑いながら愚痴を続ける。
先日に迷宮を探索したときは、
金貨だの首飾りだのと、景気の良い水揚げだった。

同じ迷宮を歩いているはずなのに、
今日は行けども行けども、石の回廊ばかりが続く。

「前に通ったところは金持ちの部屋。
 いま歩いてるのは奴隷か下っ端の職場なんじゃねぇのかな?」

「つまり俺たちがその時代に雇われていたら、住んでいたのはこっちだな」
「人間って、やっぱ、昔からお金がすべてなのね……」
「はははっ、違いねえ!」



四人分の笑い声が響いても、
宝も魔物も姿を見せず、廊下は静かに続いていく。

そのときスカウトの目が、
暗闇の中にキラリと光る、小さな反射光を捉えた。
何か金属が落ちている。財宝だろうか。

「おい、何か光ったぞ……!
 左手に部屋がある、その床だ」

とたんに四人の目が真剣になる。
無駄口は終わる。
松明を持った戦士が、盾も一緒に構えながらゆっくりと近づいてみた。





10メートル四方ほどの、石造りの空間だった。
部屋というにはやや広く、ロビーというにはやや狭い。
そんな場所の床に、いくつもの剣や鎧が散らばっている。

ぱっと見た感じでは、生き物や魔物の姿は無かった。

「ここは武器庫なんだろうか?」
「宝物庫じゃあ無さそうだ」
「魔法の武具の一つでもあれば、宝物庫より武器庫の方が上かもよ?」

スカウトが見たところ、罠はない。
ドルイドが見たところによれば、呪いもなかった。
なので四人の冒険者たちは警戒を解き、めいめいに床の武具を物色し始めた。



もしも魔術師がパーティーに居れば、
古代神殿の物だと考えるには、
武具の年代が新しすぎると気が付いただろう。

あるいは鍛冶か錬金術の経験があれば、
武具の状態がおかしいことにも一目で気が付いたはずだ。

金属装備は”風化”ではなく”破壊”されている。
その表面には、何らかの生物になめ回されたような粘液の跡が、
乾いてこびり付いている……。



そのとき、高くて真っ暗な天井で、
冒険者たちが知らない間に、
無数の大型生物が覚醒をして蠢きはじめた。




ずるり…… にちゃ……

巨大な肉塊のようなそれらは、
表面からゆっくりと触手を生やした。

わらわら、ウネウネ……
触手はあっという間に百本も千本もうねり始めて、
広い天井を隙間なく埋め尽くしながら、触手の海となってざわめいている。

それらはローパーと呼ばれる大型の魔物だ。
胴体部分だけで3メートル、触手を伸ばせば20メートルにも達する。
一本で人間の手足ほどもある、強靱な筋肉の塊である。

また触手たちは、一本一本が個別に消化器官と生殖器を持ち、
なかば独立した生物だった。

そんな千本の触手たちは、数年ぶりにエサと苗床の匂いを感じ、
涎を垂らしながらとぐろを巻いて、
天井から冒険者たちへと徐々に接近を始めた。






「げっ、なんだこりゃ!?」
 小手の中に”身”が詰まっていやがるぞ!」

男戦士は気味悪そうに、拾った小手を色んな角度から見回していた。
高そうなミスリル銀のガントレットは、
その手袋の奥に、持ち主の指と思われるミイラが詰まっていた。

近くにあった足甲も調べてみれば、
こちらも、先端部に人骨のような物が挟まっている。
男戦士は拾った武具を投げ捨てて、急いで剣を構えた。

「おい、みんな気を付けろ!
 こ、この部屋は武器庫なんかじゃないぞ!
 ここは、魔物の巣だッ!!」

これらの武具は、同業者である冒険者たちの遺品だ。
かつて彼らの肉体は、なに者かにむさぼり喰われ、
その”食い残し”が装備の奥に詰まっているんだ。



「うおおおっ!?」

男戦士の警告は、ほんのわずかに遅かった。
松明から一番遠かった暗がりで、
まずドルイドが触手に捕まり、宙吊りにされてしまった。

ずむっ、ずぶりゅっ!
「むぐっ!? んぐううっ!」

ドルイドは手足を触手に巻き取られ、口の中にも一本ねじ込まれた。
彼はそれで、得意の呪文詠唱を封じられ、
触手に持ち上げられて、10メートルもある高い天井へと誘拐された。



「むぐうっ! うぐうううーーっ!!」
「しまった、上だ!」

男戦士は、慌てて頭上に松明をかざした。
光の先には、ウジャウジャとした触手の大群が、
闇から先端だけ浮いて蠢いていた。

「ローパーの群れだと!? こんな所に……!」
戦士は松明をうち捨て、近づく触手を剣で斬り払う。

ズガッ、バシュッ!

戦士の豪快な剣風に引っかかると、
触手はソーセージのように短く切断されていく。

しかし彼が斬り落としたそれらは、
百本近い触手責めの数本にしかすぎなかった。

男戦士もスカウトも、
前後左右と頭上からの触手を防ぎきれず、
たちまち身体を巻かれていく。

「ちくしょう、離しやがれ!」
ずぶううううっ!!
「んぐっっ!! んぐぶぼっっっ!!!」

スカウトが暴れる横で、
ドルイドがくぐもった断末魔を上げ、ビクッ、ビクッと痙攣を始めた。

それから、果実がグチャッと潰れるような水音がした。

男戦士の顔に血のりが飛んだ。
ただ一人で地面に残っていたスカーレットの頭上には、
生暖かい血の雨が降ってきた。

ドルイドの声は、ぱったりと途絶えた。


(ブッ、ブラオンの奴、殺されたのか――!)

男戦士は状況を察して蒼白になる。
非常によくない展開だ。
奇襲で陣形を破壊され、小隊が一瞬にして全滅するパターンだった。

「逃げろっ、スカーレット! お前だけでも……うぐぶっ!!?」

男戦士が叫んだ口を狙って、太い触手が突っ込んできた。
ジタバタ暴れる彼の両足もまた、地面から離れて宙吊りになる。

「むぐぅ! んぐうううぅーーっ!」

男戦士は強靱な触手たちに手足をグルグル巻きにされ、
影に沈んだ高天井に向かって、
ローパーたちの元へと運ばれていく。



「こんな事って……!」
スカーレットは、判断に迷っていた。

彼女は辛うじて触手の第一波をかわし、
部屋の出口付近に立っていた。

ドルイドがあっさりと殺された様子を目撃し、
ほかの仲間も行動不能になって、
常識的な判断として、逃げを選択する直前の彼女だったが――

『お前だけでも逃げろ!』

その言葉は、スカーレットの心をぐっと動かしていた。
男戦士の願いとは裏腹に、
スカーレットは『何としてでも仲間たちを助けたい』と願ってしまった。

「まっ、待ってて! いま何とかするからっ!」

女戦士スカーレットは剣を構えて、触手たちの方へと向き直った。

それは無謀な挑戦だった。
男たちを助けるどころか、触手の群れは背後にも伸び、
彼女の退路を完全に断ってしまった。



「このッ……! てりゃあぁーーっ!!」
ザシュッ、ズパッ!

女戦士の繰り出す斬撃は、速くて強く、そして正確だった。
一本、二本と、
迫る触手を見事にカウンターで切断していく。

奇襲さえ受けていなければ、
あるいは女戦士とローパーが一対一で戦ったなら、
人間側の勝ち目は充分あった。

しかし、いまや戦力の差は圧倒的だ。

魔物たちはスカーレットを攻撃しながらも、
先に捕まえていた男戦士やスカウトの肉体を
料理する余裕さえあった。







ずぶしゅ!!
「んごおおぉぉーーーっ!!!」

またスカーレットの頭上から、血が雨となって降り注ぐ。
今度は男戦士が、口と肛門から深々と内臓を貫かれたのだ。

彼の手の指は鉤型になって痙攣し、
裸に剥かれた彼の股間は、陰茎を不自然に勃起させ始めた。
もちろん快楽によるものではなく、
男戦士が急死に直面していることを示すサインの一つだ。



「アっ……アーレスさあああんっ!!」

また仲間が一人、スカーレットの目の前で破滅した。
あれではもう助からない。
情に燃えた女戦士の心が、氷の像となって凍結していく。

だめだ、やはり無理だった。
生き物同士の戦いとしては、
数と身体サイズに差がありすぎる。

ずぶりゅうううっ!!
「えぼあ"ぁぁっ!!?」

スカーレットの背後で、最後の仲間の命が散った。

彼女が悲鳴と血しぶきに振り向くと、
すでにスカウトの手足は力を失い、
だらりとぶら下がりながら、末期の痙攣をしていた。

どくん……どくん……

スカウトの肛門に深く刺さったローパーの触手は、
男の内臓を引き裂き、大量の体内出血を促しながら、
その血液を旨そうに吸い上げている。

もはやこれは戦いではなく、一方的な捕食なのだ――



「くそっ……くそぉっ!」

女戦士は遅まきながらきびすを返し、出口に向かって走り始めた。
しかしもはや触手のカーテンに包まれており、
脱出口はあまりに遠い。

「来るなッ! こ、来ないでぇっ!!」
ズバッ! ビシュッ!

すぐに進むも退くも叶わなくなり、
女戦士はその場で必死に触手を防ぐ。
やがて彼女の右手に触手が絡み、左足首を触手が掴む。

「はっ、離せぇーーっ!!」

スカーレットはバランスを失って倒れかけ、
そこをすかさず、触手たちが一斉に飛びついてきた。

両手両足を絡めとられて、がんじがらめに捕まった。
その手足を強い筋力で引っ張られると、
踏ん張っていた女戦士は、ガバッと姿勢をこじ開けられた。

「あううっ……!」

スカーレットは尻を突き出すような格好で拘束されて、
ローパーたちの方に運ばれていく。

彼女を囲んだ触手たちは、
先端からジュルリと粘液を垂らして興奮を始めた。

「いっ……いやっ!! やめろっ! やめてえええっ!!」

自分の姿勢の意味を悟って、
スカーレットは肌を粟立たせながら悲鳴を上げた。

仲間を救おうとしたことに後悔はない。
しかし遺跡に響き渡るスカーレットの叫び声は、
女性としての悲しみに満たされていた。










ローパーを始め、
魔物のほとんどはオスしかおらず、
人間の女性を母胎として生殖する。

ゆえに魔物は人間の女に欲情をする。
それはローパーのような知性のない魔物にも当てはまる。

ビリッ、ビリィーーー!
「やだっ、いやっ、キャーーーーーっ!!」

触手はスカーレットの衣服を切り裂き、
たちまち女肌を露わにしていく。
女を裸に剥きながら、触手たちは熱く興奮していた。

にゅるっ、むにゅるるっ!

豊かな乳房がこぼれ出ると、触手たちは我先にと巻き付いた。
生殖とは直接関係のない女の果実を、
触手たちは欲望に任せて揉みしだいた。

「あっ! やっ! やめ……!」

スカーレットの柔らかな巨乳は、
触手に果肉を握られ、乳首を潰され、
オスの獣欲に包まれながら目まぐるしく形を変える。

「あっ!? いやっ、そっちは駄目ェ!」

乳を揉んでいるその隙に、
触手たちはスカーレットの陰部も裸に剥いた。
無防備になった女の穴が、お尻ごと、触手の前にぐいっと持ち上げられた。






(いやっ! いやだっ、犯されちゃうっっ!!)

嫌がるスカーレットの両足を、
ローパーはゆっくり左右にこじ開けていく。
肉付きの良い女の股間が柔らかい変形をして、
その中央に、ヒクヒクとした赤肉の谷間を覗かせる。

男戦士たちも股間を裸に剥かれていたが、
スカーレットがそうされるのは、明らかに別の目的からだ。

「くっ、このっ! 離せ、離しなさいよッ! ああっ!」

彼女は必死に尻を振って逃れようとした。
しかし手足の拘束は何重にもあり、
またそれを逃れたところで、
周囲には千本の触手が彼女を囲んで発情している。

「あぁ……だめ……! ほ、本当に……やめて……
 あんっ、いやあああっ?」

スカーレットは汗を噴きながら身をよじる。
ローパーは触手の先端を開いて、汗も美味しそうにねぶり取る。
そしてますます性欲に燃え、触手一本ずつにある生殖腺を解放していく。

ぺたっ、ひたりっ……
「ひっ!?」

触手は女尻に密着すると、
尻肉を歪ませながら下にずり落ち、
やがて彼女の大陰唇に口づけをする。

触手の先から触角がせり出してきて、
彼女の赤い秘肉を器用に掴み、
その入り口を左右にくぱっと引き広げた。

「ああっ、あああっ!!
 やだっ! ほ、本当に犯られるっ!! だ、だれかああっ!!」






ずぶうううううっ……
「はああぁぁーーーーっ!!」

人間側の紅一点は、とうとう魔物に体の奥まで貫通された。
柔らかな女肉を押し分けて、
鉄のように興奮しきった熱い触手が突き刺さる。

「あっ、はぁ……!
 私のアソコに魔物が……凄く熱い……!」

触手は膣内に妙な体液を分泌しつつ、にゅじゅり、にゅじゅりと蠕動している。
体液は潤滑液として膣に染み込みながら、
痺れるような熱さでスカーレットの内太ももを震わせていた。



ぬる……ちゅくっ……もぞっ……
「ひあっ!? ひあっ! あっ! ああっ!!」

膣奥がクンニリングスされるように、深い場所が熱く蠢(うごめ)く。
ローパーの触手は、先端の粘膜部分に、細い触角が生えている。
触角たちがスカーレットの膣や子宮口を舐めて、女肉の味を楽しんでいた。

「ひあっ! あおっ! や、やめ……うひいいっ!?」

敏感な部分に珍妙な責めを加えられ、スカーレットの尻がビクビク踊る。
最初のうちこそ快楽に近いこそばゆさであったが、
突然それは激痛に変わった。

触角たちが子宮口の小穴に入り込み、
入り口を力尽くでこじ開け始めたからだ。

ぎちっ、ごり……めきっ……!
「あおっ!!? おっごおおおおおおっ!!」






グリッ、メリメリ……
「おっっ! おっ、おっ! おほおお"お"おおおぉっっ!!」

スカーレットは、涙と脂汗をダラダラ流して絶叫していた。
いったい何をされているのか、訳が分からなかった。

ローパーの触角たちは奥の部屋まで侵入すると、
子宮内膜をぬめぬめとまさぐり始めた。

スカーレットの下腹に、初めはズンッと重い痛みが走った。
その痛みはすぐに麻痺して、
次に痺れるような熱感が上塗りされた。

ぬむっ……ぬちゅっ……むちゅっ……
「ほおおぉう! うぎいぃいーーっ!?」

触角たちは、子宮内膜を熱心に舐め始めた。
内膜の凹凸にこびり付いている女の垢は、
ローパーを酷く興奮させる物質だった。

「ああっ! いやっ、何してるのっ!!
 ふぉおおおっ! やめやめ、やめてえええっ!!」

スカーレットは尻を振り回しながら願いするが、
ローパーは聞く耳持たず、
鼻息も荒く女性の中枢部分を舐め続けた。

ぬちゅるっ……むちゅっ、ちゅるっ……
「あっ、ぎょおおおおおおおおっ!!?」









「あっ……! あっ……あふっ……!」

やがてスカーレットは、
子宮の中をすっかり綺麗に舐め取られてしまった。
彼女は尻を突き上げ、背中をのけ反らせて固まっている。

(ひっ、酷い…… 何をするのよ……あんまりだわ)
スカーレットはがっくりと肩を落とすと、
汗まみれになって呼吸する。

膣を犯されただけでも無念の極みなのに、
その奥の、女性の一番神聖な場所まで、
ベタベタと遠慮なく蹂躙されてしまった。

じゅぶるるっ!
「はうっ!!」

膣が熱く刺激され、今度は太い触手がピストン運動を始める。
じゅぷっ、じゅるっ、じゅぷっ、ぐちゅっ!
「あうっ! あっ! あんっ! いやっ!」

膣を深くえぐるような突き込みは、野蛮なペニスを思わせる。
前菜が終わり、本格的なレイプが始まったのだ。

子宮を傷つけぬよう待機していた他の触手も、
女体解禁とばかりに、一斉にスカーレットをまさぐり始めた。

じゅぷっ! じゅぷっ、じゅぷっ!
ぐぼっ、ずぶっ!
ぬるっ、にゅるるるっ!
「んぐっ!? もがっ、んぐぅーーっ!!」






ずぶっ、ずぶっ、じゅるっ、ずぷっ!
にゅるっ、ぬるぬるっ
ぎゅっ! ずるっ!
「うぐうううううううっっ!!」

押し開かれた大陰唇に、ぬめる触手が激しい出入りをくり返す。
触手の粘膜部分には、いまやびっしり触角が生えていて、
スカーレットは肉のブラシで膣を擦られたようにのけ反っていた。

かたや触手は、性の快楽を満喫している。

ギュッと締まる膣肉と、股からムワッと広がる女の臭い。
触手はそれらをどん欲に吸い込みながら、
自分を拒む女の奥へ、長い身体をねじ込んでいく。

じゅぷうううっ……!
「んふうううううううっ!!」

膣内の全周を同時にこすられ、熱い体液を膣の奥まで塗り込まれると、
スカレーットは無理やりな痛みと快楽を植え込まれ、
肛門をギュッと絞りながら屈辱に震えた。



海の中で揺らめくように、無数の触手がスカーレットを取り囲む。
彼らは今や、結合部からしぶきを立てるメスの臭いに
はち切れんばかりの興奮を感じた。

にゅるるっ! しゅるっ、ひゅるるっ! ぎゅううっ!
「んんっ、んんんんっ!!?」

スカーレットの身体は触手たちに取り合いされて、
姿勢を崩し、背中から床に押し付けられた。

女の身体が地面という支えを得ると、
触手たちはそこに加重を押し付けるようにして、
豊かに育った女肉を思う存分にむしゃぶりはじめた。





じゅるるっ、ずぷっ!
ずぼっ、ずちゅっ、ぐちゅっ!
にゅるるるっ、ぎゅむうっ!
「ん"ん"ん"ん"っっ!! ん"っ! ん"んっ!!」

口で、陰部で、乳房や手足や太ももで、
熱い触手たちが暴れ回った。
スカーレットは抵抗どころか、呼吸すら満足にできず、
触手の性欲のまま、好き放題に身体を触られていた。

じゅぷ、じゅぷっ、ぐぽっ、ぬぷっ!
「あおっ! おっ! うっ! うぐっ!」

ピストンが激しくなると、
乳房がそれに合せてリズミカルに跳ね回る。

触手たちは何らかの視覚でそれを見ているのだろうか、
柔らかく動く乳房に飛びついて、
乳肉をプルンと弾いたり、乳首をこね回したりして性欲を晴らした。

「んおお”おおっ!」
(やめてぇーーっ!!)



しかしスカーレットは、まだ絶望していない。
自分は女だ。
そう簡単には殺されないはずだ。

最近この迷宮は、他の冒険者たちにも話題になっていた。
なんとか凌辱に耐え抜いていれば、
助けが来る可能性だってある。

……しかしローパーの触手責めは、思った以上に辛いものだった。
四方八方から無数の触手に触られて、
女肉が敏感な部位を狙われ、揉み潰されながら刺激を受ける。

こんな刺激の渦にいつまで耐えられるのかと、
スカーレットはだんだん自信がなくなってきた。



じゅぶっ、ぐじゅっ、ぬるっ!
「んぐうっ! んぐうううっ!!」

膣で暴れ回る熱い触手が、脈打ちながら、
だんだん硬く、太くなる。

スカーレットの心がひやっと凍る。
『ローパーに種付けされる!』
それは生きる・死ぬとはまた別問題で、
女にとって一生傷となる恐怖であった。






びゅるるっ! じゅぶっ! びゅーっ!
「ふむぅおーーーーーっ!!!」

押さえつけられたスカーレットの膣奥に、
ローパーの精液が脈を打って押し寄せてきた。

たまらず膣がギュムッと締まるが、
精液たちは触手内部を通って締めつけをすり抜け、
女の一番奥から無慈悲に溢れた。

どくんっ、びゅるっ…… どくんっ……どくん……!
「ふむぅっ! むううっーーーっ!!」

触手は女の脚を左右にこじあけ、はしたない格好で開脚させた。
スカーレットは背筋を寒くさせ、首をふって嫌がった。
膣の中では、精液の流れがますます激しくなった。

どびゅっ、びゅるっ、びゅっ!
「ふぐっ!!? んごごご……んぐっ、ごくっ!」

涙を流すスカーレットの喉奥で、
上の口からも射精が爆ぜる。

スカーレットは一瞬おぼれかけたが、
鼻から精液を噴きながら、あわてて射精を飲み下す。
身動きの取れないこの姿勢では、飲むしかなかった。



どくん……どくん……どくん……
「ふぐっ…… ごくっ…… んぐっ……!」

喉の奥と、膣奥に、スカーレットは大量の精液を注がれ続ける。
彼女は両眼に熱い涙をこぼしながら、
なすすべもなく魔物の種付けを受け入れていた。

膣の中では、触手の先端部分が実に気持ちよさそうに震えていた。
スカーレットは悔しかった。

その精液が膣で渦巻き、子宮の中にジンと染み込んできた。
スカーレットは恐怖の刺激で腰を浮かせて、
妊娠させないでくれと神に祈った。

「ぷはぁーーっ! ごっ、ごぼっ! げほっ!」

二本の触手が抜けさると、
スカーレットは裸身を身もだえさせながら
大量の精液を吐き出した。

股間の割れ目からも、
間欠泉のように精液のしぶきが逆流していた。

スカーレットはまんぐり返しのような姿勢でそれを直視して、
『一体どれだけ注がれてしまったんだろう』と
絶望的な気分になった。




ぐったりした女戦士を見下ろしながら、
二本の触手は彼女の手足に巻き付き、
彼女を抑える役に回った。

グイッと四肢を引っ張り、スカーレットの身体を大の字に開くと、
汗だくになった乳房が、たゆんと揺れながら光った。
触手たちは「ごくり」と息を呑むように震えた。

膣に、口に、肛門に、新たな触手が凌辱者となって貼り付いた。
大量に中出しされた直後であっても、
苗床には一休みも許されなかった。

ローパーの触手はそれぞれが独立した生殖腺を持ち、
独立した性欲に燃えている。

ゆえにローパーに捕まった女性は、
魔物が一体の時でさえ、『輪姦』によって種付けされる。

この古代遺跡の空き部屋には、どういう経過をたどったか、
大きなローパーたちが十体以上も群生していた。

そんな場所に一人で倒れた女戦士が、どんな目に遭うのか。

彼女の膣を狙う千本もの男根の群れは、
弾けるような性欲を身体に詰めて、
闇の中で気味悪くざわめいていた。






ずぶっ、ずにゅっ! めりめり……!
「ふぐううううううっ!!」

ふたたびスカーレットの身体が、触手たちに貫かれた。
今度は肛門にまで、みっちりと触手が侵入している。

それらが次々にピストン運動を始めると、
スカーレットは女肉を波打たせながら泣きはじめた。






ずぶっ、ずちゅっ、ぐちゅっ、めりっ!
「んごうっ! んぐっ! んぐおおっ!!」

スカーレットの膣が、喉が、直腸が、
熱い粘液で潤滑しながら激しくピストンされる。

ハゲタカにむさぼり食われるように、
スカーレットは触手たちの群れに埋まるようにして犯されていた。

触手たちはめいめい射精して、
すぐに次の触手が犯す。

いまやスカーレットの三穴は、
蚊に刺されたように熱を孕んで、
摩擦されるたびに快楽のような痛みを生んだ。

(こんなの、おかしくなっちゃう……!)
じゅぷっ、じゅぷっ、じゅぶっ!
ずぽっ、ずむっ、じゅるっ!

数え切れない触手たちに包まれて、
暗闇の中で、輪姦の水音は延々と続いた。

他の冒険者たちが来るまで、耐え抜ければ――

スカーレットが考えていた逃げ道は、
思った以上に遠くて困難な道らしかった。






























ずぶっ、ぬちゅっ、ずぷ……
どくっ、びゅるっ……どくん……
「んぐ…… んぅ……んっ……」

それから数時間が経過したが、
凌辱のテンポはまったく途切れていない。

スカーレットは魔物の子種と疲労の汗でぐっしょりと濡れ、
穴を突かれようが、乳を揉まれようが、
嫌がる気力さえ無かった。



それに対して触手たちは、
まだ半数以上が射精を済ませておらず、意欲旺盛だった。

いい加減にじれてきたのか、
触手はスカーレットの大陰唇を左右に強く引っ張り、こじ開けた。

「ふぐっ!」

少しゆるくなっていた彼女の膣に、
二本目、三本目の触手が無理やり侵入を始めた。

ぎちっ、ずりゅううっ!!
ずぶっ、にゅるううっ!
「はぎいぃっ!? おっ、おおっ……!!」

スカーレットは目を見開いて、涙を落としながらブルブル震えた。
触手はその締めつけに満足をして、
三本ともがバラバラのタイミングで突き込みを始めた。

じゅぷっ! ずんっ、ずんっ! ずんっ!!
ぬちゅっ、ぐちゅっ、ずぶっ!
ずんずんずんずんっ! じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷっ!
「おっ! おっ! おっ……!」






ずぶっ、ぬちゅっ、ぐちゅっ……!
にゅるっ、ぐにっ、ぬちゅっ……
「ふぐ…… うっ……! うぐぅ……」

膣穴に激しい出入りを受けて、
スカーレットは尻肉をヒクヒク動かしながら刺激にうめく。

触手の間にときどき空間ができるため、
ピンク色の膣壁が、
触手のブラシに擦られる様子が外から見える。

女の穴はヒダをえぐられるたびにビクッと動き、
奥から精液の塊をゴポッと吐き出していた。

肛門を犯している触手も、膣に負けるかとばかりに身体をねじった。
女の陰部にある二つの穴は、力任せに押し拡げられ、
押し合い、へし合い、目まぐるしく形を変えた。

ずぶっ、ぐりっ、ぬちゅっ!
ずぽっ、ずぶっ、ぐぽっ!
「んぐっ…… ううっ!! ふぐううう!」

腹の中がはち切れそうに膨らまされて、
スカーレットは苦痛の汗を大量に浮かべた。
すぐに触手が寄ってきて、浮いた汗を興奮しながら舐めはじめた。

乳房に吸い付く触手もあった。
たゆんとした乳肉を絞り、乳首を吸うと、
なんとスカーレットはわすかに母乳を出した。

女戦士の肉体は、すでに刻一刻とローパーに改造されていた。
闇の中で触手に捧げられた生け贄だった。

彼女は頭頂からつま先まで触手たちにしゃぶり尽くされ、
新たな魔物を産むための血と肉と苗床になる。



(なんとか…… なんとか、助けが来るまで……)

たった一人で闇の中、
数え切れない肉の触手に犯されながら、
スカーレットは一心にそれだけを念じて、凌辱に耐え続けた……